骨董屋でも買取できない物があります|よくある5品目 その3 座卓
骨董屋でも買取できない物があります|よくある5品目 その3 座卓
買取のお問い合わせが多い5品目について「何で?」「お婆さんから高価だと聞いていたのに…」と思われる方は少なくありません。最近では、そのような不満につけ込むように「他店で断られた桐箪笥や食器も買取します」と大きく宣伝する業者も見かけます。しかし実際には、それらの品よりも貴金属やブランド品などが主な目的である場合も少なくありません。この記事では、当店で「買取不可」としている5つの品目について、その理由や現在の市場価値をできるだけ分かりやすくご説明していきたいと思います。
第3回目「座卓」について
第三回は『座卓』です。重厚な無垢材に見事な細工が施された座卓。高級品なのに、古物としてはなぜ敬遠されがちなのでしょうか。
問い合わせされる多くの方がそれを『テーブル』と表現されます。よくよく伺うと椅子に座って使用する『テーブル』ではなく、古い日本旅館などで見かける『座卓』である事がわかります。もうその名称さえ忘れ去られ、現代の生活で需要が無くなっているのが『座卓』なのです。
「昭和レトロブーム」や「ちゃぶ台返し」でお馴染の、足がたためる丸い『ちゃぶ台』などは狭いマンション暮らしにも意外と便利で、若い方にも人気があります。しかし、どっしりと広間のお座敷に据え置かれ、移動も一苦労の『座卓』は今や厄介者になっているのが現状と言えるでしょう。
古い物の中には紫檀や黒檀など重厚で高価な無垢材が使われている事も多く、一時は海外向けに需要が見られた時期もありました。しかし現在は、海外を含め中古家具としての需要も非常に少なくなっています。
木材や職人による細工の見事さなど、処分には惜しい限りですが、余程の銘木でない限り再利用価値が見出せないのが現状です。そのため当店では、一般的な大型の座卓は買取・お引取りの対象外としております。
もし「かなりの銘木ではないか?」と思われるお品の場合は、古材を扱う業者等に問合せされると良いかもしれません。


当店では買取できない品もございますが、その理由をできるだけ分かりやすくご説明しています。「これはどうだろう?」と迷われる物がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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